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03.14
Fri
以下転載



万能細胞のがん化、ほぼ回避 京大の山中チームまた前進

2008年02月15日



 さまざまな細胞や組織になりうる万能細胞(iPS細胞=人工多能性幹細胞)を治療に応用するにあたり、大きな障害と考えられてきた細胞のがん化は、iPS細胞をつくる際に特定の遺伝子を使わなければ防げることが、京都大の山中伸弥教授らの研究グループによるマウス実験でわかった。遺伝子の運び役のレトロウイルスががん化に関与していないことが解明されたためだ。14日付の米科学誌サイエンス電子版に発表する。



 これまでiPS細胞は、細胞の遺伝子に溶け込む性質を持つレトロウイルスに4種の遺伝子を乗せ、皮膚の細胞に入れてつくっていた。このiPS細胞を使って大人のマウスを育てると、2割という高率でがんが発生し、安全性に疑問が出されていた。



 山中教授らは、がん化の原因について(1)4種の遺伝子のうち、c―Myc(シーミック)遺伝子が起こしている(2)4種の遺伝子を入れるのに使ったレトロウイルスが、染色体にあるがん発生に関係する遺伝子を刺激する、という二つの可能性を考えた。



 (1)の要因については昨年、c―Myc遺伝子を除いた3種の遺伝子でiPS細胞をつくり、26匹のマウスを100日間育てたところ1匹もがんにならなかったことから、可能性が高いことがわかっている。(2)の要因は、ウイルスが入る場所が少なく、追跡しやすいマウスの胃粘膜や肝臓の細胞からつくったiPS細胞で調べた。その結果、ウイルスは、がん関連遺伝子を刺激するような場所に入っておらず、がん化はc―Myc遺伝子を使わないことで防げる可能性が高まった。



 山中教授は「レトロウイルスを使うのは、考えていたほど危険ではないことがわかった。さらに調べて安全性を確認、応用の基礎を固めていきたい」と話している。
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