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07.31
Fri
13




今回は、今年の看寿賞作でもある添川公司氏の「阿吽」を鑑賞した。



実は私は龍鋸の筋に入るまでは解いてます。

しかし合駒をねだる筋を全く知らなかったので、すぐに諦めたわけです(おい



1、と群がウザいので交通整理。



2、とりあえず香をねだる(最終目的は桂4枚の入手)が、その理由は49歩としてしまうと持駒に桂がないため、詰まないのである。(27成桂は41手目に51飛と打たれるのを防ぐため。先に下部を処理しないと、47玉とされ詰まない。49玉も詰まないようだ)



3、27成桂があるうちに歩を打っておかないと47玉と逃げられる。



4、ここで桂をねだる。歩を補充しないと歩切れになる。



5、56金と89金の配置のおかげて桂と歩をねだることができる。



6、この龍鋸の新機構である「1/2手持駒変換」のタネである。タネを明かすと、48歩のときは、桂をねだれないのだ。48歩のときに87龍としてしまうと58玉で詰まないのである。



7、反対に49歩のときは58玉でも詰むので、桂合する他にないのである。



歩の僅かな配置の違いで飛躍的に手数を伸ばした作者の技量に感服した。





1/2持駒変換の機構



Aの状態ではおねだりできるが、Bの状態ではおねだりできない。



25地点をA、68地点をB、48地点をC、49地点をDとする。

分かりやすくするため、201手目から解説しています。





状態A(不可能)

相手は歩を偶数枚もっている→歩を1枚使うA→歩を1枚入手B(最初は香だが割愛)→歩を1枚取られるC→歩を1枚使うD→歩を1枚取られるA→



状態B(可能)

相手は歩を奇数枚もっている→歩を1枚使うA→おねだり→歩を1枚入手B→歩を1枚取られるD→歩を1枚使うC→歩を1枚取られるA→



状態A(不可能)

相手は歩を偶数枚もっている→歩を1枚使うA→歩を1枚入手B→歩を1枚取られるC→歩を1枚使うD→歩を1枚取られるA→



状態B(可能)

相手は歩を奇数枚もっている→歩を1枚使うA→おねだり→歩を1枚入手B→歩を1枚取られるD→歩を1枚使うC→歩を1枚取られるA・・・





歩の互いの枚数に注目すると、1サイクル進めるごとに、持駒の歩が1枚ずつ減って、相手の持駒の歩が1枚ずつ増えている。つまり、桂を4枚入手するには8サイクル必要。最後の2枚は49香のためで、計10枚の歩が必要となる。1サイクル54手として、8サイクルは約450手。
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